「世界の離婚事情」の根本原因(Theory of Trinity)

世界の離婚事情|知られざる人類婚姻史と共同体社会

残念ながら婚姻関係を存続していく事が困難な状況はどの国でも現実的に発生してしまいます。様々な制約から解放され、次の人生を豊かにする「選択肢」として離婚を認識し始めたのだと思います。

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どうでしょうか?社会的な事情・法制度・宗教上により、各国とも離婚事情が変わっていくことがよく分かります。しかし、どの国も、離婚率が上昇してきているとすれば、一対婚姻制度自体が機能していないところまで進んでいるという捉え方も出来ます。そもそも、離婚しなければならない結婚ってどうよ?って感じです。


全世界的に離婚率が上昇する現代。確かに人々の結婚に関する関心は弱まり、婚姻制度が機能していないようにもみえる。

しかしこれにはもっと根本的な問題が存在している。
簡単に言うと、「歴史は繰り返す」ということ。
それは人類歴史の根本まで遡る。

人類の最初の祖先は、実は結婚に失敗していた。
これが人類最大の悲劇であり、これゆえに人類史は混乱の極みを尽くした。
しかし婚姻制度は時代の流れの中で徐々に価値が認められるようになり、今日まで存続してきた。
そして21世紀の現代、家族という根本的な価値観が見直されようとしている時代に至っている。
人類は最初の失敗を乗り越え、真実の結婚を成立させなければならない時代を今正に迎えているのである。
これが原因となり、結婚にまつわるこれまでの全ての問題が白日のもとに晒され、時代に相応しくないものは排除されるようになっているため、全世界的にこの問題が浮上しているのである。

結婚の問題を解決するには、結婚の根本的な意義と価値を教示しかつ実践することが必要となる。
以下に聖書的な観点からみた解釈内容が示されている。

[原理講論 第七章第四節 重生論と三位一体論]