短期集中型学習の重要性 – TOEIC学習を一例として

30日間で900点! 英語嫌いな私のTOEIC(R)TEST勉強法 (アスカカルチャー)

30日間で900点! 英語嫌いな私のTOEIC(R)TEST勉強法 (アスカカルチャー)

  • 作者: 濱口 達史
  • 出版社/メーカー: 明日香出版社
  • 発売日: 2011/01/18
  • メディア: 単行本
 
妻からさりげなく渡されたTOEIC学習法の本。
最近の本はよくよく読みやすくできているもので、ものの1時間弱で「速読」できてしまった。
自分自身それほどTOEIC本を読み込んできたわけではないが、ここで示されているいくつかの方法には新鮮なスパイスがほどよく詰まっている。 
 
★「スケジュールは短く」が基本 
★暗記の王道は「記憶が新鮮なうちに強い刺激を繰り返し脳に与える」、だからより短期で勉強する人ほど暗記が上手 
★単語力が基本、暗記は記憶のネットワークの構築=>英英辞典の活用
★リスニング力をつけたければ、聞くことよりも話すことを重視しながら勉強しなくてはいけない=>シャドウイング
 
最近勉強したBATICも同様のことが適用できると思われる。
特に勉強のモチベーションを維持するのに「短いスケジュール」というのは非常に重要だと思う。
自分の場合諸事情でなかなかその決意に至らなかったが、通信教育の講師も「過去問を集中的に解け」という指導を行っていた。
とにかく年齢がかさむと数ヶ月前に学習したことがだいぶ消えかかっていくようだ。
もちろん復習をすれば「ああそういえば」と思いだすのだが、思い出すスピードが遅い。 
少しでも興味を持って進めようとしているものがあれば、そのモチベーションの維持にはこの短期集中的な繰り返し学習が非常に重要だと痛感した次第だ。